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皆さんこんにちは!
宮崎県延岡市を拠点にニーズに沿った幅広い建築業務を行っている
有限会社テックインファスナー、更新担当の富山です。
「解体工事」と聞くと、“壊すだけの仕事”というイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし実際は、周囲の安全確保・環境対策・資材リサイクルなど、繊細かつ高度な作業の連続です。
今回は、そんな解体工事の実際と舞台裏をご紹介します。
解体工事は、単に建物を壊すのではなく、「次の建設のスタートラインを整える」大切な工程です。
都市再開発や老朽化対策、新築準備など、未来のために必要不可欠な仕事です。
都市部では建物同士の距離が近く、以下のような配慮が求められます。
仮囲いの設置:粉じんの飛散防止。
防音シートの設置:騒音対策。
重機の選定:大型重機が使えない狭小地では小型機械を使用。
交通誘導員の配置:周囲の歩行者や車両の安全確保。
これらを徹底することで、周囲への影響を最小限に抑えます。
解体工事は次のような工程で進められます。
近隣への事前挨拶・説明
ライフライン(電気・水道・ガス)の停止手続き
仮設工事(足場・養生シート)
内装解体(手作業で撤去)
構造物解体(重機による撤去)
廃材分別・運搬
敷地整地・最終確認
どの工程も「安全第一」で行われます。
近年の解体工事では 環境配慮 が大きなテーマです。
アスベスト除去工事:飛散防止対策を徹底。
廃材分別回収:木材・鉄・コンクリート・プラスチックを分類。
リサイクル率の向上:再利用できる資材は積極的に循環利用。
壊すだけでなく、地球環境を守ることも解体工事の使命となっています。
解体工事は事故のリスクが高いため、安全管理が最も重要です。
作業前のKY(危険予知)活動
重機オペレーターと作業員の連携
粉じん対策のための散水作業
事故防止のためのヘルメット・安全帯徹底
現場では一瞬の気の緩みが大事故につながるため、細心の注意が払われます。
解体工事は「壊す作業」ではなく「未来をつくるための撤去作業」です。
安全第一・環境配慮・リサイクル、この3つの柱を守ることで、次の建設へスムーズにつなげることができます。
普段は見えない解体現場の努力を知っていただくことで、その価値をより実感していただければ幸いです。
次回もお楽しみに!
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宮崎県延岡市を拠点にニーズに沿った幅広い建築業務を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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