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月別アーカイブ: 2025年5月

屋根防水改修工事レポート②

皆さんこんにちは!

 

有限会社テックインファスナー、更新担当の富山です。

 

 

北方文化センター農産加工室 屋根防水改修工事レポート②

〜ウレタン塗膜防水X-2工法の効果と完成後の姿〜


今回は、北方文化センター農産加工室で行った屋根防水改修工事の後編として、実際の施工内容・使用材料・完成後の状態を中心にご紹介します。


■ ウレタン塗膜防水X-2工法とは?

 

今回採用したX-2工法とは、通気緩衝シートを下地に敷き、その上からウレタン防水材を塗布する工法で、以下のような利点があります。

【X-2工法のメリット】

  • ✅ 下地の動きに追従しやすく、ひび割れに強い

  • ✅ 通気層により、水分の膨れを防止

  • ✅ 継ぎ目がなく、美しい一体感のある仕上がり

  • ✅ 塗膜の厚さを確保し、耐久年数が長い


■ 実際の施工工程

 

  1. 下地清掃・高圧洗浄
    既存防水層や汚れ、埃を除去。下地の状態を確認し、段差やクラックを補修。

  2. プライマー塗布&通気緩衝シートの設置
    下地との密着性を高めつつ、内部からの水分膨れも防ぎます。

  3. ウレタン防水材1層目・2層目塗布
    均一な厚みを保ちながら塗布。職人の技術が光る部分です。

  4. トップコート仕上げ
    紫外線や熱、雨風に対する最終コーティング。色もグレーで明るく見栄えもUP!


■ 空調機器の復旧と仕上がり

12月2日には、撤去していた空調機器4台を再設置
配管の再接続、保温処理、ドレン処理なども細部まで確認・復旧しました。
さらに、防振マットの設置によって建物への振動伝播も軽減。機器の安定性・長期使用を見据えた施工です。


■ 施工完了後の変化

 

ビフォーアフターを比べると、屋上の印象が劇的に変化しているのが一目瞭然です。

  • 水たまりやひび割れがなくなり、排水性も大幅に向上

  • 室外機周りの動線が整備され、保守点検もしやすく

  • 清潔感のある仕上がりで、施設の美観も向上

施設のご担当者様からは「思っていた以上にきれいに仕上がって驚いた」とのお声も頂戴しました。


■ まとめ:防水工事は「見えないけれど、重要」な仕事

 

屋上防水は普段目に触れる機会が少ないですが、建物の寿命・快適性・安全性を左右する非常に重要な工事です。
今回のように、設備と一体で計画を立て、確実に完了させることで、より長期的に安心できる建物環境を守ることができます。

施設の皆さまのご協力により、本格的な寒さが訪れる前に暖房設備の再稼働が実現できたこと、心より感謝申し上げます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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屋根防水改修工事レポート①

皆さんこんにちは!

 

有限会社テックインファスナー、更新担当の富山です。

 

 

北方文化センター農産加工室 屋根防水改修工事レポート①

〜着工前の準備と施工計画の裏側に迫る〜


今回は、令和6年10月より着工いたしました「北方文化センター農産加工室 屋根防水改修工事」について、2回に分けて施工の様子を詳しくご紹介していきます。


■ 現場概要と工事の必要性

今回の現場は、北方文化センター内の農産加工室屋上。
これまでも何度か補修が行われてきた箇所ですが、長年の風雨による劣化により、既存防水層の浮き・破れ・水たまりによる防水性の低下が確認されました。

特に施設利用が増える冬季前にしっかりと改修する必要があり、建物の寿命延伸や漏水リスク軽減のためにも非常に重要な工事となりました。


■ 工事概要

 

  • 工事名称:北方文化センター農産加工室 屋根防水改修工事

  • 工法種別:ウレタン塗膜防水X-2工法(通気緩衝+トップコート仕上げ)

  • 工期:令和6年10月16日〜令和7年1月17日(約3ヵ月)


■ 大きな課題は「室外機の多さ」でした

今回の工事で最も大きなポイントとなったのが、屋上に設置されていた空調機器(室外機)や配管の存在です。

通常、室外機の下や配管の周辺は作業が難しく、仕上がりにムラが出る恐れがあるため、施工品質を最優先するには一時的に撤去する必要があると判断しました。

→ そこで、対応したのが「クレーンによる室外機撤去・仮置き」

  • クレーンを使い、安全に屋上から地上へ搬出

  • 地上に一時仮置きスペースを確保

  • 配管は切断・識別マーキング・端末処理を行い再接続準備

このように、防水工事と空調設備工事を並行して計画した点が、今回の工事の成功のカギとなりました。


■ 施設利用者様への配慮

 

空調機器を撤去する期間中、当然ながら施設内の暖房は使用できません。
そのため、以下のようなきめ細かな計画と調整を行いました。

  • 📆 天気予報を綿密にチェックし、晴れが続くタイミングを選定

  • 🗣 施設のご担当者様と連日打ち合わせを実施

  • 🛠 必要部材や資材の事前搬入を徹底し、現場作業の時短を追求

その結果、11月18日に空調機器を撤去し、約10日で防水工事を完了。12月2日には再設置まで完了させることができました。


■ 次回予告:防水工事の施工内容を詳しく解説!

 

次回のブログでは、採用されたウレタン塗膜防水X-2工法の特長や施工工程、仕上がりの美しさ・性能について、写真付きで詳しく解説いたします。

現場での丁寧な仕事ぶりや、お客様との連携が実を結んだ成果を、ぜひご覧ください。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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