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屋根防水改修工事レポート②

皆さんこんにちは!

 

有限会社テックインファスナー、更新担当の富山です。

 

 

北方文化センター農産加工室 屋根防水改修工事レポート②

〜ウレタン塗膜防水X-2工法の効果と完成後の姿〜


今回は、北方文化センター農産加工室で行った屋根防水改修工事の後編として、実際の施工内容・使用材料・完成後の状態を中心にご紹介します。


■ ウレタン塗膜防水X-2工法とは?

 

今回採用したX-2工法とは、通気緩衝シートを下地に敷き、その上からウレタン防水材を塗布する工法で、以下のような利点があります。

【X-2工法のメリット】

  • ✅ 下地の動きに追従しやすく、ひび割れに強い

  • ✅ 通気層により、水分の膨れを防止

  • ✅ 継ぎ目がなく、美しい一体感のある仕上がり

  • ✅ 塗膜の厚さを確保し、耐久年数が長い


■ 実際の施工工程

 

  1. 下地清掃・高圧洗浄
    既存防水層や汚れ、埃を除去。下地の状態を確認し、段差やクラックを補修。

  2. プライマー塗布&通気緩衝シートの設置
    下地との密着性を高めつつ、内部からの水分膨れも防ぎます。

  3. ウレタン防水材1層目・2層目塗布
    均一な厚みを保ちながら塗布。職人の技術が光る部分です。

  4. トップコート仕上げ
    紫外線や熱、雨風に対する最終コーティング。色もグレーで明るく見栄えもUP!


■ 空調機器の復旧と仕上がり

12月2日には、撤去していた空調機器4台を再設置
配管の再接続、保温処理、ドレン処理なども細部まで確認・復旧しました。
さらに、防振マットの設置によって建物への振動伝播も軽減。機器の安定性・長期使用を見据えた施工です。


■ 施工完了後の変化

 

ビフォーアフターを比べると、屋上の印象が劇的に変化しているのが一目瞭然です。

  • 水たまりやひび割れがなくなり、排水性も大幅に向上

  • 室外機周りの動線が整備され、保守点検もしやすく

  • 清潔感のある仕上がりで、施設の美観も向上

施設のご担当者様からは「思っていた以上にきれいに仕上がって驚いた」とのお声も頂戴しました。


■ まとめ:防水工事は「見えないけれど、重要」な仕事

 

屋上防水は普段目に触れる機会が少ないですが、建物の寿命・快適性・安全性を左右する非常に重要な工事です。
今回のように、設備と一体で計画を立て、確実に完了させることで、より長期的に安心できる建物環境を守ることができます。

施設の皆さまのご協力により、本格的な寒さが訪れる前に暖房設備の再稼働が実現できたこと、心より感謝申し上げます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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